こんにちは。
S学スタッフのイワサキです。
今回は、なぜアパレル店員がダサいと言われてしまうのかについて
掘り下げ、検証していきます。
一般的に、アパレル店員といえば、かっこいい、おしゃれで憧れの職業のイメージがあります。
それは勿論イメージだけではなく、アパレル店員は本当にかっこいい職業です。
それなのになぜアパレル店員はダサいと言われてしまうのでしょうか。
その理由を一緒に見ていきましょう。
筆者:AI IWASAKI
古着屋SPINNSで約4年勤務(販売員・国内バイヤー)後、専門学校で空間デザインを学び、在学中に古着屋立ち上げスタッフ、ウィンドウディスプレイアシスタント、こども造形教室アルバイト、人体模型制作会社勤務、など、いろいろな仕事を経て現在はSPINNS高等学院スタッフ。
プライベートでは3児の母。
・アパレル店員がダサいと言われる4つの理由
・これでもダサイと思う?アパレル店員3つの魅力
・ダサイと思われないためにアパレル店員4つの対策
・ダサいと言われた僕がスピンズで店長になれた理由【SPINNS心斎橋OPA店店長Kさんインタビュー】
アパレル店員がダサいと言われる4つの理由
なぜアパレル店員がダサいと言われるのかを一緒に見ていきましょう。
- 流行を取り入れ過ぎてしまう
- 派手になりすぎてしまう
- 給料が低く服が買えない
- 新人で自分に自信がない
①流行を取り入れ過ぎてしまう
アパレル業界にいると、流行の最新情報がどんどん入ってくるので
ついつい流行のファッションを取り入れ過ぎてしまいます。
流行のアイテムは、インパクトが強く主役クラスの物が多いので、
取り入れすぎるとアイテム同士が喧嘩してしまいます。
色々取り入れ過ぎてごちゃごちゃしていると、ダサい印象になるのです。
②派手になりすぎてしまう
アパレル店員は、流行を取り入れ過ぎてしまうと同時に、派手になり過ぎてしまう傾向もあります。毎日ショップにいると、同僚の店員がみんな個性的で派手なファッションだと、
自分も個性を出さなければと頑張り過ぎてしまう事があります。
私もアパレル店員時代の失敗経験がありますが、スタッフ内で目立ちたい気持ちが高まり、他のスタッフと個性を競うような状態になってしまいました。その結果、派手になり過ぎお客様からは引かれてしまうことになるのです。個性が強く現れれば現れる程、お客様からの評価は分断されてしまうので、一部の方からはダサいと思われてしまうのです。
③給料が低く服が買えない
アパレル店員の給料は平均月収28万円です。働き始めたばかりの初任給ならば21万円です。一人暮らしで、家賃や生活費などを考えると、たとえ社内割引で購入できたとしても毎日取っ替え引っ替えで服を着ることはできません。
いつも同じ服を着ているとワンパターンの印象で、ダサいと思われてしまいます。
④新人で自分に自信がない
まだアパレル店員になって間もないと言うことも考えられます。
初めての職場で自分に自信がなく、背筋を伸ばして接客できないという場合もありますね。
せっかくおしゃれしていても、姿勢が悪いと自信がなさそうでダサい印象を受けます。
これでもダサイと思う?アパレル店員3つの魅力
アパレル店員の仕事は、3つの魅力があります。
順番に見ていきましょう。
- ファッションに囲まれて仕事ができる
- 流行の最先端を知る事ができる
- 接客は至福
①ファッションに囲まれて仕事ができる
大好きな服に囲まれ、大好きな服のことばかり考えていられることは
ファッションが好きな方にはたまらない至福の時間です。
私も服が大好きでアパレル店員になりました。
アパレル店員はファッションが大好きな人に最適な仕事です。
②流行の最先端を知る事ができる
アパレル業界には、ファッションからカルチャーまで様々なジャンルの最先端の情報が入ってきます。アパレル店員をしていなければ知ることのできなかった世界に日々刺激を受けます。アパレル店員は最先端の流行に触れられる刺激的な仕事です
③接客は至福
アパレル店員の主となる仕事は接客です。
お客様とコミニュケーションをとりながらお客様に似合うものを探していきます。
お客様に喜んでいただけることは自分の喜びです。
ショップでお買い上げいただいた洋服が、お客様の生活を彩る事ができたらとても幸せな気持ちになります。
ダサイと思われないためにアパレル店員4つの対策
アパレル店員をしていてダサいと思われないためには4つの対策が必要です。
順番に見ていきましょう。
- 流行はほどほどに取り入れる
- ショップのテーマに沿ったコーディネートにする
- 少ない服での着回しの仕方などを学び、センスを磨きます
- 自分に合ったコーディネートをする
①流行はほどほどに取り入れる
流行の最新情報がどんどん入ってきますが、癖の強いアイテムをなんでも取り入れてしまうと、個性が暴走してしまいます。足し算だけではなく引き算しながらコーディネートしていくことが大切です。主役に派手なアイテムを選んだら、ボトムはシンプルなアイテムを選ぶとコーデがまとまりやすくなります。色は3色程度に抑え、アクセサリーなどを足し過ぎないように気をつけます。
②ショップのテーマに沿ったコーディネートにする
アパレルブランドには季節ごとにそれぞれのテーマが設けられていることがほとんどです。
先輩のコーディネートを参考にするなどして、ショップのテーマに沿ったコーディネートをすることでショップ全体の雰囲気も上がり、店員もおしゃれに見えます。
③少ない服での着回しの仕方などを学び、センスを磨きます
社員割引やメルカリを利用するなどして、出費を抑えるのは勿論ですが、少ない服でもコーディネートによって全然違う印象になりますので、組み合わせのパターンを様々考えてコーデセンスを磨きます。着回しコーデが上手いアパレル店員は決してダサいとは言われません。
④自分に合ったコーディネートをする
流行のアイテムや、自分が好きなアイテムを取り入れることは大切な事ですが、サイズが合っていなかったり、ヘアメイクとコーディネートの雰囲気がチグハグだったりすると、せっかくのおしゃれも逆効果になってしまいます。
コーディネートが自分に合っているかどうかを冷静に客観視する事で、ダサいアパレル店員ではなくなります。
ダサいと言われた僕がスピンズで店長になれた理由【SPINNS心斎橋OPA店店長Kさんインタビュー】
Q1・昔ダサいと言われて感じたことを教えてください
A・正直ダサいと言われても何も思ってなかったです!
自分の中ではオシャレと思い着用していたので堂々としていました。
Q2・ダサい自分から抜け出すきっかけになった出来事を教えてください
A・年上の古着上級者の先輩との出会いです。
先輩たちがみんなカッコ良くて、初めて自分が凄くダサいと感じとても恥ずかしくなりました。その瞬間から自分磨きに貪欲になり沢山のジャンルのファッションに挑戦をして失敗と成功を多く経験したので今の自分になれたと思います
Q3・店長になるまでどれくらいかかりましたか?
A・スピンズで店長になったのは別の古着屋で店長をしていた経歴があったので、研修後に店長になりました。前職場では、店長になるまで2年かかりました。
Q4・店長になるまでに工夫したことはありますか?
A・視野を広く持つことを意識し、上司に求められる以上の即行動を心がけました。
そのおかげで店長になることができたと思っています。
Q5・最後にKさんが今注目しているファッションはなんですか?
A・アメリカントラッド、プレッピー、テック、レイヤードを多く取り入れたファッションです!
まとめ
今回はアパレル店員がダサいと言われる理由について解説しました。
ダサいと言われている理由とダサいと言われないための対策がわかったことで、改めてアパレル店員を目指そうと思えたのではないでしょうか?
SPINNS高等学院ではアパレル店員を目指すためのカリキュラムが充実しています。
生徒自身が制服をデザイン、販売し、宣伝用のポスターも自らがモデルとなり撮影します。
スタッフと相談しながら自分たちでスタイリングし、年に1.2回ファッションショーに出演する機会もあります。
どうしたら商品がより売れるようになるのかを考えたり、
売り場の配置や、商品につけるPOPなどを授業で話し合います。
現役SPINNS店舗スタッフから現場の声を聞くこともできます。
SPINNS高等学院はアパレル店員を目指すあなたの夢を実現に向けてサポートします!
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