ゲストスピーチ〜LA在住アパレルバイヤー樋上奈穂さん〜❶

ゲストスピーチ〜LA在住アパレルバイヤー樋上奈穂さん〜❶

こんにちは。spinns高等学院スタッフのイワサキです。
S学では不定期でゲストを招いてお話をしていただく”ゲストスピーチ”という授業を行っています。
リアルな大人と出会い、リアルな仕事の声を聞く、人との出会いは一期一会。
私たちが出会った素敵な人たちとぜひ出会ってください。

今回のゲストはLA在住現役アパレルバイヤー「樋上奈穂さん」です。
奈穂さんは以前我が社に勤務しており、販売スタッフ、バイヤー、スタイリストなど幅広い分野で活躍されていました。
結婚後はアメリカL.A.に拠点を移し、引き続き国内外でパワー全開で活動されています。
なおさんの半生はあまりにも色濃ゆく、1回の授業では到底足りませんので授業を3回に分けて行っていただきました。
なおさんが日本でスタイリストとして活躍されていた頃のお話から、
LAでの現在の活動、更には現在のL.A.の若者たちのトレンドまでどどーんと熱く語っていただきました。

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第1回”なおさんの半生”

高校卒業後、服飾専門学校入学→20歳〜SPINNS入社(販売員、バイヤー、プレスなど)
→21,22歳頃〜
SPINNSプレス設立。SPINNSで働きながら、ファッション雑誌”CAZICAZI”スタイリスト、ファッションショー、ヘアショー、
テレビのスタイリストとして多数の芸能人のスタイリングを行うなど活躍。
お笑い芸人”南海キャンディーズ”がテレビ初出演の時には、何か特別なインパクトがあるものを、とフリルシャツ&赤いスカーフを提案し話題となりました。
2000年代はファッション雑誌の黄金時代。
当時のスタイリスト業界は「雑誌は、1体のスタイリングが1万円、テレビだと1コーデ◯◯◯万円にもなる時代だった」と赤裸々に教えてくださり、
生徒たちはリアルな世界を知り目を丸くしていました。

そんな多忙な日々を、持ち前の気力と体力で乗り切っていた奈穂さんですが、とうとう26歳の時に体調を崩して3ヶ月入院してしまいました。
その入院生活で自分の生活を改め、28歳の時、結婚を期に渡米〜LAでの生活が始まります。
渡米当初は、のんびり専業主婦になるつもりでしたが、なおさんの類まれなる才能を周りが放っとくわけがなく、
ご長男が2.3歳の頃から仕事復帰することになります。

それから15年。
現在もアパレル業界第一線で活躍し続け、日本から訪れるバイヤーのアテンド、アパレル全般バイイング、貿易業、
アパレルショップのPOPUPプロデュース、マーケティング、ブランドPR、美容バイヤーなど、アパレルの枠を飛び越えて多数の事業を手掛けておられます。

そんな、なおさんのキラキラな半生に生徒もスタッフも目がハート❤︎胸熱いっぱいで、第1回はあっという間に終了。
今回は遠く離れたアメリカからのZOOMでの授業でしたが、なおさんのパワーは画面上から溢れんばかり。
距離を感じさせぬエネルギーにスタッフも生徒たちも皆元気をもらえました!!

第2回レポートもお楽しみに!