Q:高校時代、何を考えていた?どんな大人になっていった?
窪田祐司【もちもなか源七 代表】
富山県在住、企業したばかりの駆け出し29歳です。お餅の常識を覆し、私たちにとってお餅の在り方を考え、「365日ハレの日」をキーワードに現代の暮らしに合った新しいお餅の価値を模索中。
主張がスタイル(生き方)をつくる
高校時代の自分は遊びに全力でした。モテたい、カッコよくなりたい、おもしろくなりたい。そんな自己承認欲求と快楽欲求の塊だったように思います。
自分は何をしたいんだろう?と興味のあることをただただ探していました。やるなら楽しくて好きになれることを。そんな思いで高校時代を過ごしていました。
僕は2015年までSPINNSで働き、多くの人に携わる仕事をさせてもらいました。日々めまぐるしく変化し続ける現場では、環境の変化に適応し、少し先の未来を創造することが求められます。価値ってなんだろう?想いってなんなんだろう?そんな多くの「なぜ?」を考え、主体的にアクションを起こすのが現場です。SPINNSを卒業してからもコンセプトである「ATTITUDE MAKES STYLE!(主張がスタイルをつくる)」は新時代の餅屋のアイデンティティを表現するキーワードとして僕自身の行動の軸になっています。
やすだちひろ【デザイナー/アーティスト】
アーティスト・ファッションデザイナーとして2019年より ソロプロジェクトPOLYを始動。
POLY(ポリ)とは POLYの名前の由来である”polyphony”とは、 複数の独立した声部(パート)からなる音楽のこと。 また、”和音”や”重なり”のような意。
POLYはファッション、音楽、アートなど、 一つのカルチャーとして色々なコンテンツを融合させながら 制作を行っている。
物事の発端には必ず人の想いがある
高校時代は、バスケ部でキャプテンを務めていて部活一筋でした。自分の個性を生かせる仕事につくのが幼少期からの夢で、その延長でバスケの選手になりたいと思っていました。
バスケを続けるために大学に進んだのですが一年で挫折、その後に出会ったのがファッションでした。兵庫県から上京して原宿のSPINNSに入社し、ファッションの面白さや自由さ、また人と人との繋がりの大切さや面白さを知りました。私がSPINNSに入って1番良かったのは、会社というチームで一丸となり、それぞれの個性を生かしながら仕事を広げていくという流れや姿勢を体感できたことです。どんな職種、仕事であれ、物事の発端には必ず人の想いがあり、動いてくれている人がいる事を実感し、人と繋がるという事自体がとても楽しくなりました。今はファッションと音楽を軸に、自分の”好き”と全力で向き合いながら夢だった生活を送る事が出来ています。これからも面白い事を沢山出来る様に、人と人との繋がりや関係性を大切に生きたいなと思っています。