こんにちは。
S学スタッフのイワサキです。
今回のコラムは「古着コーデ」がテーマです。
みなさんは「古着」と聞いて、どんなイメージを持たれますか？
「おしゃれ」「個性的」というプラスの印象をお持ちの方もいらっしゃれば、
「汚い」「抵抗がある」などとマイナスの印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
ご存知の通り、SPINNSは古着屋ですので、
「古着」をみなさんに好きになってもらいたい！
「古着コーデ」にもっと興味を持ってもらいたい！と思っています。
今回はSPINNSにとって本業である「古着コーデ」の魅力をたっぷりご紹介。
隅から隅まで見ていただいて、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
後半では、SPINNS店舗スタッフによる”SPINNSおすすめ古着コーディネート特集”がありますので
ぜひ最後までご覧ください。
筆者：AI IWASAKI
古着屋SPINNSで約4年勤務(販売員・国内バイヤー)後、専門学校で空間デザインを学び、在学中に古着屋立ち上げスタッフ、ウィンドウディスプレイアシスタント、こども造形教室アルバイト、人体模型制作会社勤務、など、いろいろな仕事を経て現在はSPINNS高等学院スタッフ。
プライベートでは３児の母。
古着コーデ４つの魅力
古着コーデにはおしゃれな人を引きつけてしまう魅力、理由があります。
- 一点もので人と被らない
- 色んな時代の空気を感じられる
- 豊富なサイズ展開
- ダメージも味
順番に見ていきましょう。
①一点もので人と被らない
古着コーデの魅力はなんと言っても、一点もので人とは被らないこと。
衣料量販店へいくと、同じ服がずらりと並んでいてゲンナリしてしまうことがありますよね。
意図せず友達とお揃いコーデになってしまい気まずい経験をした方もいるかもしれません。
でも、古着はその心配はなく、独自のファッションを楽しむことができます。
②色んな時代の空気を感じられる
古着は、ビンテージ古着とレギュラー古着の２種類に大きく分けられます。
ビンテージ古着というのは、古着の中でも、一定の古さと質を兼ね備えた物のことを言います。
古ければ古いほど”ビンテージ”ということではなく、その時代独特のデザインや、今では再現の難しい技法などを用いていたり、手に入りにくい貴重な古着を指します。
それ以外のものは全てレギュラー古着となります。
③豊富なサイズ展開
古着は、欧米から輸入されているものが多いので、一般的な日本人サイズのSMLというサイズ展開だけではなく、超BIG3Lサイズなどの商品も販売されています。自分自身の体にピッタリのサイズがSサイズだったとしても、工夫、アイデア次第で、Lサイズのものも魅力的に着こなせるのです。
④ダメージも味
冒頭にもあげましたが、「古着＝汚い」と思われている方も多いでしょう。
しかし、古着には、そのダメージこそが魅力的と考える方もいます。
汚れているものは確かに抵抗がありますが、そうではなく、かっこよく破れていたり、ペンキが飛んでいたり、丁寧にお直しがされていたり、その洋服が存在していた時代や人物などを想像し、全てを魅力として得るのです。
古着コーデのポイント４つ
①清潔感
古着コーデに必要なのは、やはり清潔感。一歩間違うと汚くてだらしのない印象を与えてしまいます。
年代ものやレアな商品であれば、ダメージもかっこいい！となりますが、レギュラー古着に関しては、ほつれや破れのない、綺麗な状態であることが重要です。
②サイズ感
古着には多種多様なサイズが揃っています。新品の洋服では自分に合うサイズが無くて困っていたような方でも古着ならファッションを自由に楽しむことができます。
③色で楽しむ
古着屋さんにいくとまず飛び込んでくるのが、色色色！とにかく海外の商品はカラフルなものが多く、心躍ります。全身カラフルにするのも勿論素敵ですが、モノトーンの定番服などに、カラフルなものを１点取り入れるなどが、古着初心者にはおすすめです。
④小物でアクセントをつける
古着店には、洋服だけではなく、帽子やバッグなどの小物もたくさん売られています。
こだわりの刺繍が施されているもの、ビーズが散りばめられているもの、洋服と同じく、１点ものの楽しさがあります。
古着の洋服はちょっと抵抗があるという方は、小物から取り入れてみるというのも良いですね。
【メンズ】古着コーデ人気ファッション│SPINNSオススメ
SPINNS店舗スタッフがオススメするメンズ古着コーデを紹介します。
人気コーデファッションをシーズンごとに解説してまいります。
春のメンズ古着コーデ①【モノトーンコーディネート】
流行りの古着テーラードジャケットを使ったモノトーンコーディネート。
あえて、 色落ちしたLevis501ブラックデニムを合わせることにより、ジャケットのかっちり感を程よく崩し、良い抜け感が出ていますね。サングラスやバッジで遊び心をプラス◎
春のメンズ古着コーデ②【トラッド系コーディネート】
古着の定番アイテムRalphLaurenシャツとスラックスパンツの組み合わせ。
アイテム一つ一つは、定番トラッド系で一見シンプルスタイルですが
あえて少し大きめのサイズ感を選んでいるところがポイント。
リネン素材のシャツは前ボタンを開けて、レザーのベルトでウエストマーク。
トラッド＝きれいめではなく、力の抜けたラフな着こなしになっています。
夏のメンズ古着コーデ①【スポーツミックスコーディネート】
トップスは2023SSトレンドアイテムのサッカーユニフォームTシャツ。
スポーツTシャツといえば、ストリート系ファッションの定番アイテムですが、サイズをジャストサイズに抑えると、きれいめにも着こなせるんですね。
色選びも重要なポイント。
スポーツアイテムにありがちな、カラフルなアイテムをあえて選ばず、モノトーンで統一しています。そして、なんといっても圧巻なのは足元。スニーカーではなくレザーシューズを持ってくるあたり、さすが！ですね！
夏のメンズ古着コーデ②【バンドミックスコーディネート】
バンドTシャツで作るブラックコーデ。
古着といえば”バンドTシャツ”。有名なバンドからインディーズバンドのものまで、
魅力的なバンドTシャツがたくさんあります。
ROCKバンドのTシャツは比較的黒が多く、スリムなブラックデニムなどを合わせてしまうと
本気のバンドマンコーデになってしまいます。
あえて dickeysのワークパンツを選び、ゴールドの小物を合わせる事で、ハードな印象にはならず、落ち着いた大人な着こなしになっています。
【レディース】古着コーデ人気ファッション│SPINNSオススメ
SPINNS店舗スタッフがオススメするレディース古着コーデを紹介します。
人気コーデファッションをシーズンごとに解説してまいります。
春のレディース古着コーデ①【大人カジュアルコーディネート】
風が強かったり、肌寒い日があったりと、服に迷ってしまう春。
そんな時は、ナイロン素材が活躍。
ナイロンは古着の得意アイテムで、上下共に色んな種類があります。
今回は、コートとパンツ共にナイロンをチョイス。
コートはノースリーブを選ぶことで、軽やかで春らしい印象。
差し色のいオレンジもNICE！
春のレディース古着コーデ②【セットアップ風コーディネート】
とても春らしい色のチョイスで、爽やかな春の風を感じます。
もともと上下別に購入したものですが、色のトーンを揃えることでセットアップのような印象を受けますね。新品の洋服でもセットアップはとても人気ですが、色やサイズなど、全てが自分にピッタリなものというのはなかなか見つからないものです。でも、古着は色んなアイテム、サイズが揃っているので、上下別に購入しても、セットアップの雰囲気を作ることができるのです。
夏のレディース古着コーデ①【スポーツミックスコーディネート】
古着で人気なのがmixコーデ。ミリタリー、バンド、、ストリート、スポーツなど、古着の得意とするテイストを自分なりにmixしてコーディネートする方法です。今回はスポーツアイテムをベースに可愛くてポップなアイテムをプラスし、miniスカートでヘルシーに肌見せ。
スポーツブランドを主役にしながらも、スポーツの印象が強く出すぎないスポーツmixコーデ。
adidasのロゴをメッシュのワンピから覗かせる上級技、さすがです！
夏のレディース古着コーデ②【バンド✖️ストリートコーディネート】
バンドTシャツ✖️ミリタリーカモ柄パンツ、というメンズ王道アイテムの２つを
ボーイッシュになりすぎないよう、リメイクタンクトップの重ね着や小物使いなどで、
絶妙なバランスに仕上げている上級コーディネート。
メンズアイテムを取り入れる時は、きっちりメイクも大事なポイント◎
秋のレディース古着コーデ①【ミリタリーミックスコーディネート】
ミリタリーアイテムは、古着の定番人気アイテム。中でも、BIGシルエットのものが、メンズレディース共に人気。こちらのカーゴパンツは、肩紐付きなのが珍しく可愛いポイント。これこそが、古着の一点ものの面白さですね。ボリュームたっぷりのパンツに負けないよう、合わせる靴もボリューム大、ブーツインすることで全体のバランスを引き締めています。
秋のレディース古着コーデ②【オリエンタル風コーディネート】
秋冬の主役はやっぱりニット。
古着では、モヘア素材や民族調ニット、模様がとてもカラフルなニットなど、さまざまなデザインのものと出会えます。このコーディネートで着用されているのは”フィッシャーマンニット”。
イギリスやフランスの漁師さんが着ていた事で、そう呼ばれるようになりました。
海の上で着ることを想定されているので、保温性と防寒性に優れています。
大きめサイズを選べば、ざっくりアウター代わりにもなりますね。
流行 りのヘッドスカーフをひと味足して、１歩先行く個性的な秋コーデになりました。
冬のレディース古着コーデ①【古着女子御用達オーバーオールコーデ】
古着女子の大好きアイテムの１つに”オーバーオール”があります。
ちょっと子どもっぽいアイテムなので、それをあえて子どもぽっくならないように
コーディネートを工夫したりするのが楽しく、古着上級者アイテムではありますが、とても人気です。
ニットとコーデュロイは相性抜群。コーディネート次第で、大人っぽくも可愛くも着られるオーバーオール。古着女子おすすめアイテムです。
冬のレディース古着コーデ②【ファッジ系スクールガールコーディネート】
定番のラルフローレンシャツに、ラコステのカラフルニットを合わせる、スクールガールコーデ。
ラコステもラルフローレンに続く、古着定番人気ブランド。
1970年代に流行したアクリル素材のニットは、今にはない色や素材感が人気。
ブラウンのノースリーブコートから覗く赤が、インパクト強く可愛いですね。
まとめ
今回は古着コーデをテーマにしたコラムを紹介致してまいりました。
SPINNS高等学院では、SPINNS店舗との繋がりは勿論、スタッフもみんな古着が大好きですので、普段から古着コーデ雑談しています。
昨年度の授業では、大学在学中に大阪中崎町で古着屋more___を立ち上げた学生起業家・内山かほさんをお招きし、リアルな古着屋経営ノウハウを聞きました。https://school.spinns.com/topics/topics-5395/
SPINNS店舗や古着倉庫でのアルバイトをすることも可能です(スタッフ募集中の場合)。
古着が大好きなあなた、将来古着屋を経営したいあなた、
SPINNS高等学院で一緒に学んでみませんか？
